ふんばれ日本!(7)

「J-one」姉妹誌「ナマステ・ボリウッド」コラム(2011.5.15)より転載。

マナズラソイ栄町店の野菜カレー・ランチ

14日より前回、前々回とスケジュールの関係で立ち寄れなかった福島市に。
地元の友人が持っていたガイガーカウンターで試しに計量してもらう。やや高めであったが、友人によれば、計る方向、風向き、堆積した放射物質の量により少し離れるだけで数値がずいぶん変わるとのこと。

さて、今回の福島入り、目的のひとつはナマステ・ボリウッドを配布してもらっているインド・レストラン「Mana’s Rasoi(マナズ・ラソイ=マナの台所)」さん訪問。
昨夜の晩がゴージャスな内装の新町店、本日のランチがこぶりな栄町店で爽やかなおもてなしと共にカレーを頂く。
新町店ではナマステ・ボリウッドのバックナンバルもファイルにされてあるのが嬉しい。

福島市内もやはり放射能測定値が高い傾向にあるが、道行く人たちは案外、平常通り。6スクリーンを有する映画館・福島フォーラムの前には朝の開演前から人々が並び、福島駅前に位置する栄町の街なか広場では「福島を元氣に盛り上げよう!」という野外イベント「LOVE!LIFE!LIVE!ふくしま」が賑わっていました。

状況が状況なので、子供や奥さんを早々に遠方避難させている人たちもかなりの人数にのぼり、「まあ、とりあえずここで生活を続ける」という人も少なくない。もともとの不況に街が沈みかけていた上での<原発被災>であるから、その負荷はかなり切実で深く重いと言える。

晴天の中に広がる明るい街並みにあって、やるせないのは、横断歩道。福島の人たちは礼儀正しいので、クルマが来なくても信号が変わるまで立ってちゃんと待っている。放射能の中で。
この原発問題が真の意味で早く収束し、赤信号から青へ変わって欲しいものだ。

追記 福島第一原発1号機は津波を受けた5時間半後にはメルトダウン(燃料溶解)していたことを東電が認めた。とすれば、有事の際に原発を「止める」「冷やす」「閉じ込める」の内、「止める」まではしていた、というのも誤りで、この3つをどれも果たしていなかったことになる。
さらに東電は2号機、3号機でもメルトダウンの可能性を認めているが、大手メディアでは依然3号機が使用済み核燃料のプルトニウムを混合したMOX燃料を使い、危険度がより高いプルサーマルであることに言及していないようだ。建屋の水素爆発が3号機だけひと際大きく炎が出ていたことからも別格であることがよく解る。

*追記 2011,05,16
メルトダウンという本来、絶対に起きてはいけない<超異常事態>が判明したにも関わらず、与党幹事長が「原発稼働」に言及するというなんともシュールな感覚には呆れかえる。
これは、青森県で建設中の大間原発を視察し、原発受け入れで多額の援助を受ける地元向けへ対策見直しを含めてのリップサービスとも思えるが、国際的にはほとんどモンティ・パイソンのような<異常な国>として映っていることだろう。

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