3号記事紹介:南相馬の伝説的詩人 若松丈太郎

1970年代より核災(原発事故)だけでなく「原発も怪物だが、巨大なエネルギーを食う人間はそれに輪をかけた怪物」と人間の悪行を警鐘し続けて来た南相馬の詩人に訊く。

福島第一原子力発電所から北へ二十五キロ
福島県南相馬市北泉海岸
サーファーの姿もフェリーの影もない
世界の音は絶え
南からの風が肌にまとう
われわれが視ているものはなにか
(2007年作「みなみ風吹く日」より)

下北半島の風土が双葉郡とよく似ていた。
何もないところに核を持って行って…。
そういうところの怪しさは最初からある。

ーー若松さんは1970年代から原発へ警鐘を鳴らして来られましたが、原発稼働当時の様子はどのようでしたか?
若松:福島第一原発の建設が発表になった頃、ちょうど南相馬に住むようになりました。原町(現・南相馬市)は原発立地でなかったので補助金も入って来る訳でもないから、氣にする人はあまりいなかったと思います。ただ、生徒たちの中には「怖い」と言っている者もおりましたけどね。
ーー震災後に出された『福島原発難民』に当時書かれた原稿「大熊ー風土記71」が再録されていますね。
若松:あれは河北新報(宮城県の日刊紙)から依頼されて書いた文章です。(福島第一原発1号機稼働の)71年に話題となった東北各地の町について地元の作家が書くシリーズでした。本当は私に依頼があったのではなく、白河の詩人 斉藤庸一さんが頼まれたけれど、彼から若松の方が近いからと推薦してくれたのです。私は原発に関心を持っていたので、いい機会だからと引き受けました。原発の中にも入れましたからね。
小高町(現・南相馬市。20km圏内)の高校に勤めていた時に下北半島を同僚とふたりでまわった事があります。大湊港に原子力船”むつ”が動けなくなって泊まっていました。日本の原子力行政は”もんじゅ”だって何だって作っても失敗してばかりですよ。その時見た下北半島の風土が双葉郡とよく似ていました。何もないところに核を持って行って…。そういうところの怪しさは最初からありました。最初から建設方針の中に人口過密の所には作らないとありますから解っていたんですよ、危険だという事は。沖縄に原発がないのも米軍基地があるからでしょう。戦争が起きた時に真っ先に狙われるから作らないのだと私は思っています。

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会場:東方学会本館 2階会議室(東京都千代田区西神田2-4-1)
・最寄り駅は「神保町」、A2出口より水道橋方面へ200mほど。西神田交差点の近くになります。
・JR水道橋駅西口からも400mほど。
会費:1000円
「J-one」3号代500円(内、福島での子ども週末保養プログラムへ100円)・会場費・お茶代・この夏の金沢/京都公演を控える相馬高校放送局へ活動費カンパ100円を含みます。合計200円が福島への支援金となります。
主催:スタジオ・サードアイ「J-one」
協力:言叢社
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(終了しました)

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