
一見、鬱蒼としたパンジャーブの原野に見える相模川の河川敷でトークする村山和之氏(右)と、本誌主宰すぎたカズト(左)。
現代日本のライフ・スタイルを問い直す「J-one Talk」。
第1回は、パキスタンを中心に南西アジア文化を研究し、ウルドゥー/ヒンディーにも精通している和光大学非常勤講師の村山和之氏と本誌主宰すぎたカズトが「生命ある物をありがたくいただく生き方」について熱くトークしています。
今までの生活が永遠に続くんだ、としか考えない驕り。
すぎた◆今回、『J-one』を創刊しようと思ったのも、そういう(都市生活でない)原点があるから。震災の後に起きた買い占めを見て、ですね。どこの店に行っても水とインスタントラーメンだけない。保存食でも高野豆腐とかは売れ残っている。与えられた情報だけで、生きる知恵が感じられない。震災前は女性向けのエッセイで、醤油にしても何にしても買い置きしないのがお台所をキレイに見せるポイント、とか書いてありました。目の前にコンビニがあるから、いつでも買いに行ける、という前提なんです。システムキッチンなんかも見た目はコギレイだけど、元栓は扉の奥の方にあって、こまめに閉められない。(中略)
村山●確かに何も起こらないと思っていますよね。起こったとしても、またすぐに戻る、今までの生活が永遠に続くんだ、としか考えない。災害があって「氣の毒に」と口では言っても自分とは関係ない、ドラマティックな映像としてしか見ていなかった。実際に地震が起きて停電になって、サラリーマンの人たちが何時間も歩いて帰るというのは、もの凄いショックだったと思います。
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