
1号表紙撮影に選んだ御前崎風力発電所。「御前崎」となっているが「浜岡」原発の両脇に建ち並び、2010年と2011年1月に事業スタート。大手メディアの風力特集ではなぜか取り上げられないが中部電力直営の風力発電。
ポスト原発として注目を集めている再生エネルギー、そのイメージ・リーダーと言えるのが太陽光と風力発電。しかし、それぞれ問題がない訳ではない。
コスト面で割高とされていた太陽光発電はソーラーパネルの大量生産に伴い低価格化が期待され、NTTファシリティーズが長野県佐久市や山梨県北杜市等全国770箇所で30メガワットを発電、パナソニックは神奈川県藤沢市でソーラー+蓄電を導入した「サスティナブルスマートタウン」計画を発表。孫正義氏の自然エネルギー財団によるメガソーラー構想も話題を呼んだが、北海道帯広という雪国でのドカ雪対策はどうなっているのだろうか? 送電ロスを考えると、地方の休耕田より電力消費の多い都市部で屋根をソーラーで埋め尽くす方が有効にも思える。ソーラーは日中しか発電できない分、夏の電力消費ピーク対策には最適と言えよう。日本製ソーラーは世界のトップを走っていたが、政府が方針転換した2006年以降、下落してしまっただけに今後の復活が望まれる。
一方、風力発電は、建設期間が長期を要する大型火力プラントに対して低コスト・即効性が挙げられ、太陽光と異なり夜間発電も可能だ。しかし、美観、低周波、落雷等のトラブル、設置場所ミス等の問題点が指摘されている。直径80mの巨大なハマウィング(横浜/1,980kw)等超大型風力でなくとも、縦型回転のジャイロミル風車をビル屋上に多数並べる方が用地を有効利用出来るように思える。プロペラでなくスパイラル円柱翼を回転させるマグナス風車など効率アップした風車の研究も進んでいる。
以下、本誌1号をご覧下さい。
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