4号記事紹介:チェルノブイリが訴える健康被害

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「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」(2011年12月発足。会員38名)の世話人を務める吉田均医師。会の事務局は、よしだ小児科クリニック(能美市)内にあり、翻訳文は会のサイトでも無料公開している。

未来への医師in石川/チェルノブイリが訴える健康被害
「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」がチェルノブイリ原発で起きた原子炉大惨事から25年の記録を翻訳。

ーー「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」を立ち上げた経緯をお聞かせください。
吉田均:北陸の小児科医のメーリングリストがあり、東日本大震災後の4月に「私たち医師も何かすべきではないか」と提案がありました。その後メーリングリスト上で原発・放射能にどう対応すべきかという討論が続きました。そして2月に社会的行動が必要ではないか呼びかけたところ、多数の賛同が得られ、医師の会が発足したという事です。
ーー2012年4月に『チェルノブイリの恐ろしい健康被害』を発行なさって、反応はいかがでしたか?
吉田:翻訳本は国会議員や首長等に送り、返信ももらいました。手応えは感じられましたが、再稼働阻止は出来ませんでした。しかし、ネットにも掲載したところ多数のアクセスがあり、半年で十万件を超え、冊子を希望するメールも次々と届いています。

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セバスチャン・プフルークバイル、ヘンリック・パウリッツ、アンジェリカ・クラウセン、インゲ・シュミッツ・フォイエルハッケ等、ドイツ放射線防護協会会長や核戦争防止国際医師会議ドイツ支部に属する研究者がまとめた論文集の訳本『チェルノブイリの恐ろしい健康被害 原子炉大惨事から25年の記録』(有償配布1000円)。

ーーこの報告を翻訳しようと思った理由は?
吉田:会員から医者としての専門性を生かした活動をすべきという意見がありました。その後、偶然ネットでこの報告書を見つけたのです。訳してみると想像以上の内容で、これは本当の事なのだろうかと信じられない思いでした。チェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシやウクライナで白血病が2倍、脳腫瘍が6倍に増えている。先天異常も6倍、物凄い事ですよ。問題は第7章にあるこの図表です。91年から患者数が増え始め、急上昇していますね。これは大変な事だと思いました。もちろん、避難に伴う苦労や精神的な苦痛、家族離散などの影響もあったかもしれません。しかし、国際原子力村の人たちの「放射能恐怖症が原因だ」という言い分は認められませんね。胎児や乳幼児は、放射能恐怖症になるのでしょうか? 先天異常や幼児白血病が心配し過ぎで生ずるとはとても思えません。

続きは「J-one」4号にてご覧下さい。

尚、来る2013年3月10日(日)に石川県能美市にある誓立寺にて吉田均先生も放射能と健康被害についてのレクチャーを行う東日本大震災追悼「被災地の今の声が聴きたい 追悼の集い」が催されます。お近くにお住まいの方、ぜひご参加ください。
また、会場で販売される「J-one」の定価500円の内、100円を相馬高校放送局の活動費、もう100円をいわき市で行われる無料甲状腺検査のボランティア活動に寄付致します。

被災地の今の声が聴きたい
追悼の集い

日時:2013年3月10日(日)
会場:誓立寺(石川県能美市辰口町51)
参加費:無料(支援金・活動費のカンパお願いします)
主催:「きっと、きっと」の会(問合せ先・誓立寺0761-51-2104)
協力:市民放射能測定所オルカナ、チャリティおはなし劇場

タイム・スケジュール(予定 *変更される場合もあります)
10:00 ワークショップ放射能測定車で測定体験:(市民放射能測定所オルカナ)1検体500円かかります(食品、食材、水、乳製品、土など)
11:30 トーク:災害時に役立つ防災・竹川操枝さん(日本防災士機構認定防災士・金沢コミュニティ防災士)
12:00 休憩
13:00 相馬高校放送局制作震災三部作DVD上映会/演劇映像「今 伝えたいこと(仮)」(2012月3月東京上演版)・ラジオドキュメント「緊急時避難準備不要区域より」(2011)・テレビドキュメント「Girls Life in Soma」(2012)
14:00 追悼会
14:30 トーク:すぎたカズト(「J-one」主宰)
15:00 トーク:小児科医吉田均先生(原発の危険から子どもを守る北陸医師の会世話人)
15:30 質疑応答
16:00 終了

主催「きっと、きっと」の会の名称は、放射能に被ばくした子供の健康を願って“きっと、きっと大丈夫!” という母の強い思いから、加賀友禅作家志田弘子さんの書名から命名したとの事です

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