2号記事紹介:「鎌仲ひとみ映画の作り方」青梅ブンブンの会

J-one vol.2

「鎌仲ひとみ監督と語ろう」青梅ブンブンの会

2011年10月30日(日)、東京都青梅市にある聞修院で行われた講演会鎌仲ひとみ監督と語ろうを取材。主催の青梅ブンブンの会は、地元有志により鎌仲作品を上映する目的で立ち上げられ、暮らしと地域に根ざして脱原発の運動を継続してゆこうとする、これからの生き方が感じられます。今後の活動を氣にかけてみてください。

INT. 聞修院のお堂。
ご本尊を背にトークする鎌仲監督と司会者を囲む観客。

鎌仲:3.11の当日、渋谷で『ミツバチの羽音と地球の回転』をちょうど上映していました。私の映画は自主上映を優先していて、全国で自主上映してからでようやく都内の上映に行き着いたところでした。私はこれまで六ヶ所村などを撮影して来た経験から、冷却を喪失したら原発が危ないと直感して、スタッフにみんな逃げて!と言いました。後日、震災の前日に『ミツバチ〜』を観た人からお礼の手紙を頂きました。「映画を観ていたから(原発事故の恐さを理解でき)すぐに子供を連れて逃げる事が出来ました」と。震災の1週間前ほど、福島の県境に近い雪深い小国村(現伊達市)にある中高一貫の私学へ上映と講演会に行き「もし福島の原発で事故が起きたら、ヨウ素という放射能が飛んであなたたちのような感受性の高い若者は甲状腺に溜まって癌になるからヨウ素剤を飲むんですよ」と話して来たばかりでした。その校長先生が偉かった。事故が起きた時に生徒全員にヨウ素剤を飲ませたんです。

会場から原発を推進する政府のやり方にどう反対してゆけばいいか?と質問の声があがる。

鎌仲:反対するにしても強いリーダーがいて、その人が引っ張って行ってというのもいいですが、ひとりひとりが力を合わせて大勢でやって行くことに価値があると思います。確かに民主主義は時間がかかる。まとまるのが大変だけれども、そのプロセスが重要なんです。私が民主主義の大事なところを知ったのは、ニューヨークのメディア・アクティビストのグループに参加したから。そこでは市民が番組を作っていて、人が話していたらチャチャを入れずに終わりまで話を聞く、というのがルールになっている。20人いたら20人話が終わるまでちゃんと聞かなければならない。凄く時間がかかるけれど、ちゃんと番組は出来るんです。こういう民主主義を日本人は育てて来なかった。

以下、本誌2号をご覧下さい。

取材メモ:10月30日、東京都青梅市に緑深い聞修院を訪ねる。境内には「青梅ブンブンの会」有志が作った竹の行灯や風車を仕込んだ屏風が展示されてあり、会の清々しいムードが感じられた。講演会が始まる頃、ひとりの少年が小さな針を持って現れ、外れた風車を丹念に修繕してゆく。青梅の未来を見た氣がした。

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